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小規模珈琲農家
ニカラグアの小規模珈琲農家を見学しました。
日本の農家と同じように一家族で珈琲を栽培されています。
見ていて何か昔懐かしいものを感じました。

IMG_0234.jpg
彼がここの主です。

IMG_0233.jpg
一見単なる山にしか見えないかもしれません。
高い木に囲まれているのが珈琲の栽培地です。
珈琲の畑の中にバナナの木が植えてあります。
これはシェードツリーと言われ、赤道に近い生産国で強い日差しから
珈琲の木を守るために植えられています。

ウエットミル
手づみで収穫した珈琲チェリーの果肉を剥ぎ取るウエットミルです。
綺麗に掃除してありました、ここが汚れていると珈琲の風味を損ねてしまいます。

家
日本人から見ると住んでいる家は粗末に感じられます。

排水浄化
珈琲の精製で出る汚れた排水は、直接流さずにここで浄化してから排水します。
日本にも昔は生活廃水を直接川に流さない仕組みがありましたけど、
今は下水が完備され自分の生活廃水に意識せず暮らしています。
貧しいけどちゃんと自然環境を壊さないように暮らしている珈琲農家にとても反省させられました。

天日乾燥
アフリカンベッドによる天日乾燥中の珈琲豆(パーチメント)
収穫期も最後なので珈琲の木からすべてのチェリーをとってしまうので、
未熟豆の混入も多いようです。
私たちが見るととても使い物にならないような珈琲豆です。
でも、日本の農家と同じで形が悪くても一年かかって育てた珈琲豆です。
一粒もおろそかにできません。

この珈琲農家の名誉のために、設備や精製方法から想像して
収穫期のピークには、かなり品質の良い珈琲が生産されていたであろうと思われます。



日本の効率や経済優先の生活に大いに疑問を持つ見学でした。

日本でも実りを与えてくれる自然を大切にしながら、
心豊かに暮らせないものかなあ・・・・。


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